面白い世界の国「オーストラリア・ニュージーランド」その5
河川の多くは季節河川や豪雨のあとにだけ流れる間欠河川です。
しかし、表面を流れる水は少なくても、地下水だいさんせいを利用できる地域があります。
それが大鐙井盆地である。ここでは、風車などを使って井戸から地下水をくみ上げています。
この地下水は、塩分濃度が高かんがいいために、灌瀧や人間の飲み水にはできないが、羊や牛の飲用にすることができます。
降雨が少なく、家畜の飲み水として地下水が利用できたことは、羊の飼育には好都合でした。
特に、良質の羊毛を生産するメリノ種は雨に弱いので、オーストラリアの気候に適していました。
メリノ種の羊を飼育できることで、オーストラリアは大羊毛産地となれたのです。