実験
占星術についてどれほどの知識がなくても、ともかく推測してみるように促されました。
最初の選択が正しかった者は「知識のある」群として分類されました。
122名中、46がこのグループにはいった。
三つの推測がすべてまちがっていた者は「知識のない」グループ(50名)と分類されました。
最初の問いにはまちがったが、二番目、三番目の問いには正しく答えた者は「ボーダライン」グループ(26名)と分類されました。
たまたま正答をしたために「知識のある」グループに分類された人または自己評価として選んだ特性群に合うように「占星術」による特性群を選んだ人のように、歪みの可能性のあることを認めるとしても、なおある明白な伝言が託されています。
占星術の知識のないグループは、占星術の予言に自分の性格を合わせようとする傾向を全く示していません。
事実、このグループでは、第一回の自己評価が星座による性格特性と一致した研究対象者数は統計的に有意ではないが、偶然に期待される数値を下まわっています。
ボーダライン・グループの場合も、結果は同じであって、偶然水準よりわずかに下まわっています。
他方、知識のあるグループは、占星術の予言と一致するように自己評価する顕著な傾向を示している(偶然にょってこの結果が生じる確率は一万回に一回以下である)。
もし三つの自己評価をまとめて結果を調べると、偶然に正しく推測する正確な確率を計算することは不可能です。
しかし、その結果が第一回目の自己評価だけの結果と同じ一般的傾向を示していることは、きわめて明らかです。
われわれはさまざまな他の検査をこの研究の中に導入した。
その中の一つは、ここでのべる価値があります。
まず前述の星座表にあげられている性格特性から、自分にもっともよく合う特性を六つ被験者に選ばせた。
われわれは、特性全部をABC順に提示した(三つの項目がその表の中で二度使用されているので、全部で六十九特性となる)。
再び、被験者たちは、占星術をよく知っていると、その場合だけ、自分の星座と一致する特性語を選ぶ傾向がありました。
人びとは、占星術の知識によって自己評価が左右される傾向があるという結論を出さざるをえない。
とくに興味ある点は、占星術の知識がごくわずかであっても、このことが起こりうることです。
四十六名の「知識のある」グループのうち、わずか四名だけが自分自身の上昇宮を知っていたにすぎない。
そのうち一名だけが自分の十二宮における月の位置のことを知っていたにすぎない(実際問題として、われわれの研究対象謹、占星術の知識を豊富にもつ人びとを多く含んでいるとは思われなかった・この桑は主として、経済学と美術の成人夜間.支にかよっている学生と、救世軍の訓練生から成り立っていた)・他方・メイオウの研究では、被験者の多くは、占星術にとくに関心をもっていたし、実際に占星術を学んでいる者もいた。
研究で明らかにされた傾向は・イオウの研究結果を十分に説明していう」とは明白なようです。
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